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■とよはら歯科医院 院長の言葉

関係者各位様突然のメールにて大変失礼いたします。
私は、 沖縄県名護市 ;とよはら歯科医院院長の廣瀬俊章 と申します。

これまでに私は大阪大学歯学部在籍中の14年前から、スキューバダイビングと歯科疾患との関係、特にマウスピースが口腔周囲組織に与える影響について、研究・調査を継続しており現在に至っております。

スキューバダイビングによって、どのような歯やお口の病気が起こりうるか。
マウスピースにはどのような問題があるのか。

マウスピースをどのようにして選べばいいかなど、これまであまり取り上げられることの無かったテーマについて、これまでの研究・調査活動から得られた結果を整理し、その情報をもとに様々な活動を行っています。

特に、昨年9月に公開したマウスピースに関する情報サイトたかがマウスピース、されどマウスピースにつきましては、各方面から様々な反響をいただいており、マリンダイビング、月刊ダイバー、DAN会報であるAlert Diver”などに
連載や特集の執筆をさせていただいております。

さて、現在、多くのダイビングショップでは、ダイビング器材のレンタルサービスを実施しておられることと存じますが、特に口に入れるマウスピースやシュノーケルについては、その衛生管理について不安を感じるダイバーも多く、特に初心者や体験ダイバーについてはその不安も大きいようです。

また十分な消毒を施さない状態で、多くのダイバーがこれらを使いまわした場合には、医学的にみても細菌やウィルスの感染の原因となる可能性は否定できません。

特に新型インフルエンザが猛威を振るっている昨今、接触感染によって感染するインフルエンザが、マウスピースの使い回しから感染する可能性があることを考え合わせると、マウスピースやシュノーケルなど、口に入れるギアについて、衛生管理を重要視する必要性や機運は高くなっているものと考えています。

さまざまなサービスが展開されているダイビングショップのなかでも、これらのダイビングギアに関する衛生管理についてのサービスサニタリーサービスについては、これまでほとんど注目されることはなかったようです。

もちろん、各ダイビングショップではダイビング器材の衛生管理について十分留意されていることと思いますが、医学的に望ましい衛生管理についての理論背景や方法などについては、教本やマニュアルがあるわけではありませんので、その効果や妥当性については各ショップの独自に得た知識や良心に頼らざるを得ない部分が多いようです。

そこで、それぞれのダイビングショップにて、医学的に効果があると考えられる衛生管理が実施できるように、マウスピースと同様、主として口の中に入れるものを扱う歯科臨床的な立場から、妥当と考えられるダイビング器材の衛生管理方法について、様々な情報をわかり易く提供する啓発活動を展開しています。

その上で、以下に示すようなサニタリーサービスを実施いただけるダイビングショップにつきましては、上記のサイトたかがマウスピース、されどマウスピースにて、そのショップの情報やサービス内容を公開しています。

そして現在、NPO法人沖縄県ダイビング安全対策協議会の協力を得て、沖縄のダイビングショップを中心として、徐々にその運動が広まりつつあります。

以下のサービス全てを実施していたくことにより、衛生管理上より充実したサービスとなるとは思われますが、諸事情により全てを実施できないという場合には、サービス1のみを実施するというというスタイルでも差し支えございません。

サービス1(必須)
自分のマウスピースマイ・マウピーを持参したダイバーについては、ショップのレンタル器材にこれを取り付けるサービスを実施する。

サービス2
レンタルのマウスピースやシュノーケルについては、消毒処理を施すサービスを実施する

サービス3
マウスピースを販売できるように準備し、マウスピース選択についてダイバーに助言できるようにする

サービス4
レンタル器材には、オクトパスまたはA.I.R.2など、予備の呼吸回路を標準装備する。

(サービス1については現状でも、そんなことぐらい言われればやるよーとお考えのショップが多いとは存じますが、これをサニタリーサービスとして実施していることを、広く紹介することが重要であると思います。)

上記の活動をショップのサニタリーサービスとして実施し、ダイバーにその内容を公開するという試みはこれまでに前例の無いものであり、今後広く普及するかどうか未知数の部分も多いです。

ただ、より安全で快適なダイビング環境の確立のため、ショップの衛生的なイメージの向上のため、ショップおよびダイバーのリスクマネージメントのため、ショップサービスの差別化のため、上記のサニタリーサービスの意義は低いものでは無いと考えます。

また、12月10日発売のマリンダイビング1月号に、緊急特集【新型インフルエンザの流行と、マウスピースの衛生管理】として小職の執筆した記事が掲載されております。

サイト共々ご興味をお持ちいただければ是非ごらん下さい。
以上、長文にて大変失礼いたしました。ご高配の程どうぞよろしくお願いいたします。とよはら歯科医院 院長大阪大学歯学部第二補綴科 非常勤廣瀬俊章

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